こんにちは、Kです!
みなさんは生成AIを活用していますか? 私も本業の調べ事からプライベートの旅行プラン作成やプログラミングまで、さまざまな場面で活用しています!
もはや生活に無くてはならない存在になりつつある生成AIですが、信憑性やセキュリティなど使っていて気になる部分がたくさんあるのも事実。
今回はそんな生成AIとの付き合い方についてを考える機会にしていただきたく、この記事を書かせていただきました。ぜひ参考にしていただけると嬉しく思います!
生成AIとは?
生成AI(生成型AI、英語では「Generative AI」)とは、テキスト・画像・音声・動画などのコンテンツを人間のように「新しく生成する」人工知能技術のことです。
事前に膨大な情報を学習させることで、様々な作業を任せて活用することができる様になります。私も本業で技術文書の調査から翻訳・要約まで様々なことを頼んで活用しています。このブログ記事でも語句の簡単な説明を挿入する場合に活用することがあります。
さらに色々な作業に特化した生成AIも出てきていて、特化している内容は検索やプログラミング、作曲、画像生成など多岐にわたります。
これらの生成AIを使うことで人間がやるより遥かに早く作業を終えられることから、生成AIは令和の時代における大発明、歴史の転換点と言っても過言ではないでしょう。
生成AIの課題
こんなに便利で頼もしい生成AIですが、いくつか課題もあって
巷では生成AIの学習に用いられるデータの著作権問題があったり、
入力が学習に利用されるためセキュリティ上、機密情報などの人に知られたくない情報は入力できなかったり、
※一応ChatGPTでは、「全ての人のためにモデルを改善する」→「オフ」に設定すると形式上は入力データの機密性は保持されそうに思いますが、実際どうかは分かりません。

膨大な情報の学習にどうしても時間がかかる関係上、情報鮮度の課題(リアルタイム性が必要な情報は不得手)があったり、
情報ソースの問題により信憑性の怪しい情報が出力される時もあります。
信憑性について、一般的に正しいとされる解があるものごとや、一問一答で答えが明確なものについては概ね正しい回答が得られることが多いんですが、答えがたくさんあったりニッチな話だったりすると途端にいい加減な回答が増える印象です。
生成AIとの正しい付き合い方
一番重要なのは、現状の生成AIにはこれらの様な課題があると認識した上で、生成AIを活用することだと私は考えています。
著作権の問題については生成AIの運営元がどうにかするしかないですが、
- 生成AIに入力する内容は本当にオープンな情報にして良いものなのかを確認してから入力すること
- 生成AIが出力した情報の鮮度に問題がないかを確認すること
- 情報の信憑性に問題がないかを確認すること
これらは自分で行う必要があります。
もちろん将来的には生成AIの進歩によってこれらの課題が解消され、こちらが意識する必要は無くなっていくと思います。(願望ですが)
ですが現状の生成AIではこの辺りを意識しつつ利用することが、AIに使われない様にするためには必要なことだと考えています。
AIに自分の資産である重要な情報を与えてしまい、誤った情報に踊らされる様なことにならないためにも、上記はぜひ意識して適切な距離感で生成AIを活用してほしい!
そんなこと分かってるという方が大半かと思いますが、生成AIがあまりに優秀なので、中には生成AIの回答を全面的に信用してしまう方もいらっしゃるかと思いますので。
AIにも得意不得意があることが分かれば、AIが出力した情報を適切に修正できますし、適切な使い所で信頼できる相棒として最大限活用することができると思います!
おわりに
今回は昨今急速に発達した生成AIとの適切な付き合い方について、現状の課題を踏まえて解説させていただきました。
今後はもっと高度で汎用的な活用が可能なAIが出てくると思いますが、今はまだ発展途上なので万能ではないんですよね。実際、上記以外にも計算リソースやAIサーバーの消費電力問題も別途ありますし。
でもそのうち人間が労働することなく、AIに任せておけばいい時代が...来ないと思いますが、期待するのは自由ですよね!笑
この投稿が皆さんのためになりましたら嬉しく思います!
ではまた〜